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100円=1097.81ウォン、4年7カ月ぶり1000ウォン台に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
対日本円ウォン為替レートが4年7カ月ぶりに100円あたり1100ウォン以下に落ちた。

8日、ソウル外国為替市場でウォン-円為替レートは100円あたり1097.81ウォンで取り引きを終えた。ウォン-円為替レートが1000ウォン台になったのは2008年9月以来初めてだ。

円劣勢でなくウォン強勢がウォン-円為替レートを落とした要因だった。対ドルウォンの為替レートは前日より4.9ウォン上がって1086.5ウォンになった。日本円は前日と似た98.9円台にとどまった。


韓国ウォンは、北朝鮮の核威嚇がおさまってきた先月中旬から強勢の流れに乗っている。ここに最近、大型船舶の受注が続く中でウォン高の勢いが増した。船舶受注が多くなれば造船会社がドルで受けた代金をウォンにかえてウォン高の勢いがあらわれる。

外国為替先物のチョン・ギョンパル市場分析チーム長は「米国と日本が互いに金融緩和を進めていて円-ドル為替レートは現水準を維持するだろうが、ウォンはゆるやかな強勢が続くだろう」と見通した。総合すれば対日本円ウォンの価値がさらに上がるという話だ。チョンチーム長は「ウォン高の勢いが続けば、韓国政府が輸出競争力を考慮して外国為替市場に介入する可能性が大きい」と付け加えた。

一方、日本のトヨタ自動車は2012会計年度(2012年4月~2013年3月)の売り上げ22兆641億円、純利益9621億円を記録したと発表した。売り上げは前年度対比19%、純利益は240%増加した。円安効果があらわれたのだ。トヨタは2013会計年度(2013年4月~2014年3月)に売り上げ23兆5000億円、純利益1兆3700億円を出すと展望した。



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