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<韓米首脳会談>朴大統領「金正恩に会えば、変化してこそ生存すると話す」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任後初めて米国報道機関のインタビューに応じた。6日(現地時間)、ワシントンに移動する前、ニューヨークでCBSのマーガレット・ブレナン記者に会った。朴大統領はインタビューで、「北が(延坪島砲撃のような)挑発をすれば、必ず代価を支払わせる」と述べた。また「北の挑発に対し、交渉をして支援するという悪循環をもう断ち切らなければならない」と強調した。以下はインタビュー内容。

ブレナン記者=「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と会談する考えはあるのか。会えば、どのようなメッセージを伝える考えか」

朴大統領=「北朝鮮は変わらなければならない。それだけが北朝鮮が生きる道であり、発展できる道だということを話したい」


ブレナン記者=「北朝鮮側では朴大統領がおせっかいだと強い語調で非難し、それが緊張を高めると話しているが、どう思うか」

朴大統領=「事実を取り上げて話すのではなく、本質でない部分で人身攻撃をしたり、おせっかいなどという話をするのは、すでに論理が貧しいという証拠であり、それだけ守勢に追い込まれているため、ファクトについて言うよりも、別の話をしていると解釈している」

CBSはこの日晩の「イブニングニュース」で、朴大統領のインタビュー内容を伝えた。3分58秒分だった。ニュースアンカーは朴大統領を紹介しながら、「男性中心の社会で初めて女性大統領になった強靭(tough)な方」と伝えた。「非常に興味深い(fascinating)方」とも表現した。

CBSは1974年に朴槿恵大統領の母・陸英修(ユク・ヨンス)氏が光復節(解放記念日)行事場所で射殺される画面を放送しながら、「朴大統領の母は北朝鮮工作員によって殺害されたが、彼女は2002年、おそらくその暗殺を命令した張本人である北朝鮮の現在の統治者の父・金正日(キム・ジョンイル)総書記に会った」と伝えた。さらに「朴大統領は北朝鮮の非難を意に介していない」とし「その強靭さで“アジアの鉄の女(the Iron Lady of Asia)」と呼ばれる」と紹介した。

これに先立ち朴大統領は国連本部で潘基文(バン・ギムン)国連事務総長と会談し、「北核は容認できず、北の挑発に対して今後、見返りはない」とし「挑発をすれば代価を支払うようにする」と述べた。朴大統領は「北は核を保有しながら経済も発展させるという並進路線を歩もうとしているが、それは両立できない不可能な目標」とし「北が国際社会に責任ある姿で出てくれば、共同発展の道を進めるが、度々反対の道に向かうのが残念だ」とも話した。

潘事務総長は「朴大統領が米国・中国など友好国と緊密に協力しながら、原則に基づいた確固たる態度で落ち着いた対応をしていることに対し、国際社会が高く評価している」と述べた。これに対し、朴大統領は「韓半島信頼プロセスは政治的な状況に影響を受けず、北の住民に対する人道的な支援、透明に支援していこうとしている。国連と力を合わせて必要な住民に支援すれば大きな助けになるだろう」と強調した。

強硬な対応を前提にしながらも対北朝鮮支援に言及したのは、オバマ米大統領との首脳会談を控え、北朝鮮の変化を促すメッセージが込められたと解釈される。



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