現代重工業は世界最大規模の1万8400TEU級コンテナ船5隻を7億ドル(約7700億ウォン)で受注したと発表した。TEUは20フィートコンテナを意味する。船1隻にコンテナ1万8400個を積載できる規模だ。従来の最大規模だった大宇造船海洋の1万8000TEU級を超える。
しかしさらに興味深いのは、船を発注したのが中国2位の海運企業CSCL(中海集運)という点だ。中国は韓国造船業界のライバルだが、中国屈指の海運企業が自国の企業ではなく韓国企業に発注したのだ。韓国造船業界の技術力を信頼しているということだ。
◆韓国、ドリルシップなど高付加船舶を独占
中国造船業界は「国輸国造(中国製品は中国船で輸送するという意味)」政策をはじめとする政府の全幅的支援を背に、その間、驚くほどのペースで成長してきた。00年代半ばから受注量と受注額で順に韓国造船業界を上回り、昨年は輸出額でも12年連続世界1位だった韓国を超えた。
しかし韓国造船業界では中国をリスク要因の筆頭に挙げる関係者は多くない。昨年の受注関連統計数値を見ると、その理由が分かる。昨年、韓国造船業界は750万CGT(修正換算トン数)を受注し、710万CGTの中国に僅かな差で上回った。しかし受注額は韓国が299億ドルと、中国(154億ドル)のほぼ2倍にのぼった。韓国企業が技術力を武器にはるかに高価な船を建造しているということだ。
しばらく中国に苦戦してきた韓国企業は、2011年から高付加価値船舶受注に力を注ぎ、質的な格差を広げている。
やはり技術力の差…中国船会社、世界最大劃ンテナ船を現代重工業に発注(2)
しかしさらに興味深いのは、船を発注したのが中国2位の海運企業CSCL(中海集運)という点だ。中国は韓国造船業界のライバルだが、中国屈指の海運企業が自国の企業ではなく韓国企業に発注したのだ。韓国造船業界の技術力を信頼しているということだ。
◆韓国、ドリルシップなど高付加船舶を独占
中国造船業界は「国輸国造(中国製品は中国船で輸送するという意味)」政策をはじめとする政府の全幅的支援を背に、その間、驚くほどのペースで成長してきた。00年代半ばから受注量と受注額で順に韓国造船業界を上回り、昨年は輸出額でも12年連続世界1位だった韓国を超えた。
しかし韓国造船業界では中国をリスク要因の筆頭に挙げる関係者は多くない。昨年の受注関連統計数値を見ると、その理由が分かる。昨年、韓国造船業界は750万CGT(修正換算トン数)を受注し、710万CGTの中国に僅かな差で上回った。しかし受注額は韓国が299億ドルと、中国(154億ドル)のほぼ2倍にのぼった。韓国企業が技術力を武器にはるかに高価な船を建造しているということだ。
しばらく中国に苦戦してきた韓国企業は、2011年から高付加価値船舶受注に力を注ぎ、質的な格差を広げている。
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