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<大リーグ>メジャーでも堂々たる韓日投手…柳賢振、きょう4勝目に挑戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

上から柳賢振(リュ・ヒョンジン、LAドジャース)、ダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)、岩隈久志(シアトル・マリナーズ)、黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース)。

朴賛浩(パク・チャンホ、40)は追撃者だった。94年にドジャースと契約した朴賛浩は、96年にメジャーで初勝利をマークした。朴賛浩は150キロ台半ばの速球で野茂英雄を追撃した。朴賛浩と野茂は97年にドジャース先発投手として一緒にプレーした。当時、朴賛浩は「現在の朴賛浩と野茂ではなく、選手生活が終わった時の2人を比較してほしい」と語った。野茂は123勝でメジャーリーグ生活を終え、朴賛浩は124勝を達成した。長いライバル戦だった。

2013年に韓日スター投手がメジャーリーグで競争している。メジャーリーグで地位を固めたダルビッシュ有(27、テキサス)、岩隈久志(32、シアトル)、黒田博樹(38、ニューヨーク・ヤンキース)に、“メジャー新人”柳賢振(リュ・ヒョンジン、26、LAドジャース)が挑戦している。

米国では日本投手に対する関心が大きい。その筆頭がダルビッシュだ。米国のファンとメディアはダルビッシュを「神秘的」と表現する。日本では「ダルビッシュは8つの球種を投げる」と分析した。ファーストボール系4つ(フォーシーム、ツーシーム、カット、変形ツーシーム)と変化球4つ(カーブ、フォークボール、スライダー、チェンジアップ)だ。米国メディアも変形ツーシームを除いた7球種を認めている。「ナックルボールを除いたすべての球種を投げる」という賛辞も送っている。


ダルビッシュは今季最初の登板(3日のヒューストン戦)で、9回二死まで一人の走者も出さない“パーフェクト級投球”を見せた。5日現在、5勝1敗、防御率2.33、58奪三振。メジャー勝利数2位タイで、三振は1位だ。米メディアはダルビッシュを「サイヤング賞候補」に挙げている。

岩隈久志は日本でダルビッシュのライバルだった。昨年、米国の地も一緒に踏んだ。今季の成績もダルビッシュに劣らない。5日には昨年のサイヤング賞投手R.A.ディッキー(39、トロント)と投げ合い、7回を5安打1失点に抑えて完勝した。今季3勝目(1敗)をマークし、防御率を1.61(全体6位)とした。

黒田は30代後半でニューヨーク・ヤンキースのエースとして活躍している。今年の成績は4勝1敗、防御率2.25.日本のファンは黒田を「奇跡の男」と呼んでいる。高校時代に控え選手だった黒田は83年に大学に入学すると、150キロのボールを投げた。30代半ばでシンカーを磨き、メジャー進出にも成功した。37歳だった昨年、なんと219イニングを消化した。

柳賢振は6日午前9時5分、AT&Tパークで開催されるサンフランシスコ戦で今季4勝目に挑戦する。現在3勝1敗、防御率3.35。優秀な成績だが、日本人投手に比べるとまだ不足している。米国に出国する前、柳賢振は「今年のダルビッシュとは比較しないでほしい。1年目のダルビッシュならまだしも…」と話していた。昨年、ダルビッシュは16勝9敗、防御率3.90をマークした。今年の柳賢振が狙う目標だ。

柳賢振のプロ野球新人時代を見てきた金寅植(キム・インシク、66)韓国野球委員会技術委員長(元ハンファ監督)は「競争心を持ちながらも人を意識しないのが柳賢振の強み。韓日ライバル構図が現地の人に良い影響を与えるのでは」と語った。



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