鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長。
鄭会長はこの日、ソウル・ロッテホテルで開かれた鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相招請全国経済人連合会(全経連)会長団夕食会に先立ち、中小企業との仕事の分担について「よく知っている。同意する」と述べた。
海外工場増設に関する質問には「機会がくれば推進する」と答えた。現代車は労使問題で支障が生じている国内生産を補完するため、海外生産を増やしている。今後の投資計画については「もう少し見守る」と答えた。
また鄭会長は「円安は無条件に悪いとみる問題ではない」とし「円安で競争力は弱まるだろうが、その流れが計画的に進行されたものか、それとも偶然にそうなったのか、ドルの流れとともに確かめてみなければならない」と説明した。鄭会長が全経連の行事に出席したのは2年2カ月ぶり。
一方、全経連会長団はこの日の夕食会で、「公正な取引秩序の確立と同伴成長拡散の趣旨に同意する」としながらも、「政界の立法が正常な企業活動にまで影響を及ぼしてはならない」という懸念を鄭首相に伝えた。これに対し鄭首相は「経済民主化は企業を締めつけるものではない」と述べた。
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