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朴槿恵・オバマの平壌を見る視線、ワシントンで調整期待(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国との関係改善の動きにも注目した。朴大統領が李前大統領在任当時、冷えていた韓中関係復元に優先順位を置いているという点とともに昨年11月15日、大統領選候補時期に韓米中の三角戦略対話構想を示したと紹介した。米国の立場では外交政策の主眼点を中国との関係改善に置く朴槿恵政府がどうしても気になる。

4月26日付で発刊されたこの報告書は米上・下院議員と補佐官、政府関係者らに配布された。報告書発刊前、すでにグリン・デービス国務部対北朝鮮政策特別代表など米政府関係者らは韓国記者に会えば「朴槿恵政府の対北朝鮮政策が追求するところは具体的に何か」という質問を何回もした。ケリー長官は先月18日、米上院外交委員会聴聞会で「米国は朴大統領の韓半島信頼プロセスを支持するが、現在の状態では実現し難い」とも述べた。

外交官らが好んで使う「ケミストリー(chemistry)」という用語がある。両国首脳が会って人間的に共感し近付くという意味だ。オバマ大統領と李前大統領間には互いにケミストリーが通じたというのが定説だ。韓・米首脳会談準備チームに属したワシントン州米大使館関係者は「オバマ大統領と朴大統領が首脳会談を契機に誤解を払拭してケミストリーが通じるのを期待する」と話した。


これに対して青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「CRS報告書はいちいち論評する事案ではない」と言葉を慎んだ。ただし政府関係者らはCRS報告書の信頼度に疑問を提起して批判の混ざった視線を送った。匿名を求めた外交部関係者は米国政府の主な関係者が韓国政府の対北朝鮮政策に大きく共感している」として「政府の対北朝鮮政策に不安を表示した米議会調査局資料は米国の立場というよりは色々な意見を総合した参考資料水準の報告書と見るのが正しい」と話した。引き続き「今回の訪米中、朴大統領が上・下院合同演説することになっているなど、韓・米間に緊密な協力がなされていて、関係を固くするのに問題はないとみている」と付け加えた。



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