金仲秀(キム・ジュンス)韓銀総裁。
◇議事録流出の噂で債券市場が揺れる
噂の波紋は大きかった。金通委が政策金利を据え置いた後、上がっていた市中の金利が下落に転じた。外国人の投資動向が目を引いた。先月11-16日まで国債先物を売っていた外国人は17日から買いに転じた。22日、債券ブローカーの間でまた「据え置きと利下げが3対3、金仲秀据え置きキャスティングボート」という噂が流れた。外国人は国債先物の買いを大きく増やした。26日には2万1371契約、30日には過去最大規模の2万4727契約の買い越しとなった(1契約ー1億ウォン)。
市場関係者は「金通委の決定が4対3なら、来月引き下げの可能性が大きいとみて、利下げにベッティングした」とし「噂だけで外国人は巨額をかけなかったはず」と話した。金通委の議事録は金通委会議(毎月第2木曜日) 2週後の最初の火曜日に公開される。韓銀の関係者は「金通委で激論があったという話があったので、いくらでも類推できることだ。事前流出はありえない」と断言した。
事前流出は確認されなかった。言葉通り疑惑にすぎない。しかしこうした疑惑が提起される状況が問題だ。市場では中央銀行に対する信頼が足りない。市場は利己的な投資家の戦場といわれるが、中央銀行に対する市場の信頼不足はもう一つの問題を生む。金利を動かして通貨量に影響を与える通貨政策の効果が落ちるしかない。新韓金融投資のパク・ヒョンミン首席研究員は「金総裁は据え置きの正当性を強く主張したが、実際に公開された会議録を見ると4対3だった。こうなれば通貨政策のシナジーを出しにくい」と述べた。
「韓国経済は低調ではない」…韓銀、市場と違いすぎる体感認識(2)
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