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韓米連合訓練終了…北朝鮮の態度変化に注目

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の激しい反発の中で行われた、韓米連合軍事訓練であるフォール・イーグル演習が先月30日に終わった。韓国国防部のキム・ミンソク報道官は「韓国軍の主導で進めながら韓国軍の(戦争)実行能力を評価して検証を受ける機会となった」と今回の訓練を評価した。「すばらしい成果があった」とも述べた。

韓米両国軍は米軍が保有する最先端武器を動員して、北朝鮮の核攻撃に備える訓練も実施した。

訓練作戦分野に関与した韓国軍の高位当局者は、匿名を求めたうえで「米軍のB-52戦略爆撃機と核潜水艦、B-2ステルス爆撃機、F-22ステルス戦闘機などが韓半島で行われた訓練で一度に参加したことは異例なことだ」と評価した。彼は「特に米国ミシガン州から離陸したB-2爆撃機は10時間余りを一気に飛んできて群山(クンサン)近海で爆撃訓練を実施した」として「有事の際に米国本土の戦力を直ちに投入することができるという能力を確認した」と説明した。米国の先端武器動員には金寛鎮(キム・クァンジン)国防部長官が直接米軍を説得したのが功を奏したとの後日談だ。


強力な防御訓練に北朝鮮はいつにもまして敏感に反応した。北朝鮮は連日“ソウル核攻撃”“米本土打撃”などの言葉の爆弾を吐き出して結局、開城(ケソン)工業団地労働者撤収(9日)という超強硬手段を打った。

訓練が終わるとともに今後の北朝鮮の対応に変化があるのか注目される。韓国軍の情報パートで北朝鮮動向を分析中の高位関係者は「北朝鮮は2009年にもキーリゾルブ、フォール・イーグル訓練を口実に開城工業団地の出入りを3回も中断したが、訓練が終わった後に正常化したことがある」とつつ「しかし今回は、開城工業団地が閉鎖危機に置かれるほどの強硬姿勢に出ており、韓国軍もこれに対し備えている」と話した。

キム・ミンソク報道官も「韓米間の防御的な軍事訓練は終わったが、北朝鮮の挑発の可能性に対しては継続して鋭意注視する予定」としながら「対北朝鮮監視および準備態勢は変わりなく続く」とした。



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