憂鬱な企業実績発表が続いている。円安と労使問題、国内外の景気沈滞が複合的に影響を及ぼした結果だ。予想外に高い数値(0.9%)が出た今年1-3月期の成長率が錯視である点も再確認された。特に自動車産業の実績不振が目立つ。
起亜自動車は26日、1-3月期の営業利益を前年同期比35.1%減の7042億ウォン(約625億円)と発表した。これは08年10-12月期(-63%)以来の最大減少幅。
現代車と起亜車は昨年7-9月期から3期連続で営業利益が減少し、現代車グループ全体の心配が深まった。売上高が増加した現代車とは違い、起亜車は1-3月期の売上高が前年同期比6%減の11兆848億ウォンだった。起亜車の不振は円安による価格競争力の低下、労働組合の週末特別勤務拒否による国内生産減少のためだ。国内工場の生産減少(-7,7%)を海外工場の超過稼働で埋められなければ、こうした実績も難しかった。
自動車部品企業の現代モービスにも影響が及んだ。売上高(8兆1098億ウォン)は前年同期比10.5%増となったが、営業利益は11.7%減の6345億ウォンにとどまった。現代製鉄も営業利益(1216億ウォン)が前年同期比で21.2%減少した。
格付けにも悪影響が表れている。国際格付け機関ムーディーズはこの日、ポスコの格付け見通しを「ネガティブ」とした。ムーディーズ側は「ポスコの財務状況が12カ月以内に現在の格付け(Baa1)に合うレベルになるのは容易でない」と指摘した。前日、ポスコは1-3月期の営業利益を前年同期比4.7%減と発表した。
SKグループの一つの軸をなす製油・石油化学企業SKイノベーションもマイナスとなった。同社の売上高は18兆1082億ウォン(前年同期費-4%)、営業利益は6975億ウォン(-5%)だった。SKイノベーションの子会社SKエネルギー・SK総合化学・SKルブリカンツの実績がすべて反映された数値だ。
クォン・ヨンベ未来アセット証券研究員は「精製マージン(1バレル当たり平均8.7ドル)が最近半分に縮小し、営業環境がさらに悪化した」とし「下半期以降の景気好転で業況が改善する余地はある」と説明した。
韓国最大製造企業の一つ、サムスン電子も不透明な国内外経済状況のため今年の投資計画を決められずにいる。この日1-3月期の確定実績を発表したサムスン電子のイ・ミョンジンIRチーム長(専務)は「情報技術(IT)市場のセットと部品の構図変化が大きく、まだ投資を検討している状況」とし「全体規模では昨年レベルの投資が行われるだろうが、上半期より下半期に主に投資する考え」と述べた。
サムスン電子は1-3月期、売上高52兆8700億ウォン(前年同期比16.8%増)、営業利益8兆7800億ウォン(54.3%増)と善戦した。しかし5期続いた営業利益記録の更新と3期続いた売上高記録の更新はストップした。
起亜自動車は26日、1-3月期の営業利益を前年同期比35.1%減の7042億ウォン(約625億円)と発表した。これは08年10-12月期(-63%)以来の最大減少幅。
現代車と起亜車は昨年7-9月期から3期連続で営業利益が減少し、現代車グループ全体の心配が深まった。売上高が増加した現代車とは違い、起亜車は1-3月期の売上高が前年同期比6%減の11兆848億ウォンだった。起亜車の不振は円安による価格競争力の低下、労働組合の週末特別勤務拒否による国内生産減少のためだ。国内工場の生産減少(-7,7%)を海外工場の超過稼働で埋められなければ、こうした実績も難しかった。
自動車部品企業の現代モービスにも影響が及んだ。売上高(8兆1098億ウォン)は前年同期比10.5%増となったが、営業利益は11.7%減の6345億ウォンにとどまった。現代製鉄も営業利益(1216億ウォン)が前年同期比で21.2%減少した。
格付けにも悪影響が表れている。国際格付け機関ムーディーズはこの日、ポスコの格付け見通しを「ネガティブ」とした。ムーディーズ側は「ポスコの財務状況が12カ月以内に現在の格付け(Baa1)に合うレベルになるのは容易でない」と指摘した。前日、ポスコは1-3月期の営業利益を前年同期比4.7%減と発表した。
SKグループの一つの軸をなす製油・石油化学企業SKイノベーションもマイナスとなった。同社の売上高は18兆1082億ウォン(前年同期費-4%)、営業利益は6975億ウォン(-5%)だった。SKイノベーションの子会社SKエネルギー・SK総合化学・SKルブリカンツの実績がすべて反映された数値だ。
クォン・ヨンベ未来アセット証券研究員は「精製マージン(1バレル当たり平均8.7ドル)が最近半分に縮小し、営業環境がさらに悪化した」とし「下半期以降の景気好転で業況が改善する余地はある」と説明した。
韓国最大製造企業の一つ、サムスン電子も不透明な国内外経済状況のため今年の投資計画を決められずにいる。この日1-3月期の確定実績を発表したサムスン電子のイ・ミョンジンIRチーム長(専務)は「情報技術(IT)市場のセットと部品の構図変化が大きく、まだ投資を検討している状況」とし「全体規模では昨年レベルの投資が行われるだろうが、上半期より下半期に主に投資する考え」と述べた。
サムスン電子は1-3月期、売上高52兆8700億ウォン(前年同期比16.8%増)、営業利益8兆7800億ウォン(54.3%増)と善戦した。しかし5期続いた営業利益記録の更新と3期続いた売上高記録の更新はストップした。
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