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ビル・ゲイツ氏、韓国と次世代原子炉開発を推進(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
マイクロソフト創業者で会長のビル・ゲイツ氏が韓国と共同で親環境的かつ経済的な次世代原子炉開発を推進する。2008年にマイクロソフトの経営の第一線から退いたゲイツ氏は、テラパワーというエネルギーベンチャー企業の設立に参加しオーナーとして活動している。

ゲイツ氏は21日、ソウル大学CJインターナショナルハウスでKAISTの張舜興(チャン・スンフン)教授、韓国原子力研究院ナトリウム冷却高速炉(SFR)開発事業団のパク・ウォンソク団長らと会い第4世代原子炉開発を共同で推進する方策について議論した。

大統領職引き継ぎ委員会の教育科学分科委員として参加した張教授は記者との通話で、「第4世代原子炉開発を推進している韓国原子力研究院とテラパワーがプロトタイプの共同開発をめぐり今後3カ月ほど妥当性を集中検討した上で最終結論を下すことにした」と話した。張教授とゲイツ氏は22日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問し朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と会談する席でこのような計画を紹介し政府の支援も要請する計画だ。


張教授は、「米国と韓国とも次世代原子炉の形態がタンク型で燃料も金属(ウラン合金)のため共同開発に乗り出す場合には開発期間と費用を減らせるという長所がある」と説明した。テラパワー側は2022年までに60万キロワット級原子炉を、韓国は2028年までに1兆5000億ウォン(約1336億円)の研究費を投資し15万キロワット級小型原子炉を開発するのが目標だ。

ゲイツ氏はこの日午後、ソウル大学近代法学教育100周年記念館で開かれた講演でも「貧困や気候変動など全地球的問題を解決するための技術を考えている。貧しい国に低費用でエネルギーを供給するためには原子力など新しいエネルギー技術開発が重要だ」と話した。ただ、「原子力エネルギーは安全・廃棄物の問題があり唯一の対案ではない。エネルギー問題を解決するためには消費構造を変えられる新たな革新が必要だ」と述べた。



ビル・ゲイツ氏、韓国と次世代原子炉開発を推進(2)

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