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<サッカー>鄭大世のハットトリックに込められた2つの意味

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

Kリーグ進出後初のハットトリックを決めた鄭大世。

サッカーKリーグ水原(スウォン)の鄭大世(チョン・テセ)が、Kリーグクラシック(1部リーグ)進出後初めてのハットトリックを記録した。スーパーマッチでの退場の痛みを吹き飛ばす猛活躍だった。

鄭大世は20日、大田(テジョン)ワールドカップスタジアムで開かれたKリーグクラシック第8ラウンドの大田シチズンとの試合で、前半17分、前半25分、後半43分に連続してゴールを放ち、チームの4対1の大勝を先導した。鄭大世は一気にシーズン4ゴールを記録し、FCソウルのデヤン・ダミヤノビッチの5ゴールに続き2位に上がった。

鄭大世は14日のソウル戦で前半39分に警告累積により退場となった。水原はソウルと1対1で引き分けたがスーパーマッチに臨む覚悟は人一倍だった鄭大世の立場では心が痛くなるしかなかった。水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督は鄭大世の退場に「大きな試合で不本意にも退場となり心理的に厳しいと思う。これを契機に選手自らが生まれ変わる契機になるだろう」と話していた。


第7ラウンドの釜山(プサン)戦を飛ばした後に出場した鄭大世のプレーは鋭かった。得点チャンスができれば最大限正確に蹴り入れようとした。結局4つのシュートのうち3つの有効シュートを記録し、すべてゴールに結びつける適中率を誇示した。退場の痛みを乗り越えて成し遂げただけに鄭大世にとっては格別なハットトリックになるほかなかった。

水原の立場でも鄭大世のハットトリックは喜ばないわけにはいかない。徐正源監督は鄭大世が攻撃に活力を吹き込む役割を期待した。今回のハットトリックを通じふぞろいな試合力を整える動力を見つけた。



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