ルノーサムスン自動車のデザイナーが、京畿道竜仁市のルノーサムスンデザインセンターで縮小型自動車モデルを制作している。フランスのルノーグループ本社は18日、デザインセンターをアジア地域デザイン総括組織「ルノーデザインアジア」に格上げした。[写真=ルノーサムスン自動車]
18日に訪れた京畿道竜仁市のルノーサムスンデザインセンターは、グーグルのような先端IT企業の事務室を連想させた。久しぶりに記者に開放されたデザインセンターは、大きく2つのスタジオで構成されていた。
第1スタジオには、デザイナーが仕事をするデザイン空間とモデリング空間がつながっている。デザインが出てくればすぐにモデル制作に取り組めるようにするためだ。実際、第1スタジオのモデリング空間には、粘土や合成樹脂で作られた縮小型と実物大のQM3模型が置かれている。
第2スタジオにはルノーサムスンの主力モデル、ニューSM5プラチナムが2台がある。一時は瀕死状態にあったルノーサムスンに回復の可能性を提示したこのモデルのデザインは、ここが主軸になって開発された。そのおかげで同デザインセンターはこの日、ルノーグループ本社からアジア地域のデザイン作業を総括管理する「ルノーデザインアジア」への格上げというプレゼントを受けた。
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