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韓国人科学者、懸賞金100万ドルの「世界7大数学難題」解く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国人科学者が懸賞金100万ドル(約1億円)の「世界7大数学難題(ミレニアム懸賞問題)」を解いた。主人公は趙庸民(チョ・ヨンミン)建国大学碩学教授だ。

建国大学は17日、粒子物理学理論と宇宙論および統一場分野の世界最高理論物理学者チョ・ヨンミン碩学教授(物理学)研究チームが「ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題」(Yang-Mills and Mass Gap)を解決した、と明らかにした。

「ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題」とは、米クレイ数学研究所(CMI)が提示した7大数学難題の一つ。原子核は陽性子と中性子から構成され、これらはまた3つのクォークから成り立っているが、クォークは互いに強く引き合う力を持つ。この力はまだ数学的な理論で説明されたことがない。研究チームは量子色力学で磁気モノポール凝縮が起きることを証明し、宇宙の質量がどう生成されるかを明らかにした。今回の研究の結果は米国物理学会の「フィジカルレビューD」最新号に掲載された。


CMIは今後2年間、チョ教授研究チームの研究結果を精密検証し、誤りが見つからなければ100万ドルの賞金を与える。趙教授は8月26-28日にシンガポールで開かれる「ダイソン誕生90周年記念国際コンファレンス」で今回の研究結果を発表する予定だ。



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