俳優のイ・スンギ
8日の初放送で同時間帯最下位でスタートした『九家の書』は、主演のイ・スンギの登場と同時に視聴率が上昇気流に乗り始めた。イ・スンギが初めて登場したのは15日の放送。この日はイ・スンギが扮する半人半獣「チェ・ガンチ」とスジが扮する武芸の教官「タム・ヨウル」の運命的な出会いを描き、視聴率は13.6%まで一気に跳ね上がった。初放送よりも2.4%ポイントも高い数値だ。視聴率だけでなく、演技力も優れているとの反応を得た。イ・スンギが初めて時代劇の演技に挑戦するということで放送序盤から心配する声があったのは事実だが、肩の力を抜いた自然な演技で好評を引き出した、特にスジとの神経戦ではひょうひょうとした表情を浮かべる演技がとりわけ際立っていた。これは『張玉貞』を通じて初めて時代劇に挑戦したキム・テヒの不自然な話し方などの理由で演技力が問題視されていることと対照的な姿だ。イ・スンギは今回の時代劇で演技の幅を広げることに成功したと評価されている。
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