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北朝鮮、3日ぶりに対話拒否…平壌は4・15行事に集中(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
当局者は、「北側が『祖国平和統一委員会報道官の記者問答』という形式を取ったのは、声明や談話より格が落ちるもの」との主張もした。だが、労働党統一戦線部の対南機関である祖国平和統一委員会の立場は公式反応とみるべきという指摘もある。

対話提案に北側が冷たい立場を見せながら韓国政府としては今後の状況管理がさらに重要となった。ただし北韓大学院大学のヤン・ムジン教授は、「北朝鮮が対話を拒否しようとしたのであれば形式と内容的な面でさらに強く明確に反応しただろう」とし、双方の神経戦後に対話が摸索されるだろうと予想した。

韓国政府はケリー米国務長官が13日に北京で習近平中国国家主席、王毅外相らと会い伝えた対北朝鮮メッセージが平壌に伝えられる今週初めが韓半島危機管理の分水嶺になるものとみている。高位当局者は「韓米が交感した北朝鮮の核不容認と対話を通じた解決という2種類の核心要求事項が金正恩(キム・ジョンウン)に伝えられるだろう」と話した。


今年に入り2~3日に1回の割合で43回にわたり軍部隊訪問など威嚇・挑発行動をしてきた金正恩第1書記は1日の最高人民会議出席後2週にわたり公開活動をしていない。これに対し対話・交渉局面に進もうとする出口摸索のためのものという観測が出ている。突然に対話に立場を変えると軍部と住民の不満を買いかねないという考えから時間を稼ぐ局面という話だ。

北朝鮮は15日の金日成(キム・イルソン)誕生日行事に総力を集中する雰囲気だ。発射が秒読みに入ったと観測されたムスダンミサイルは11日以後動きがない。軍関係者は、「咸興(ハムフン)近くにムスダンミサイル2発をはじめとする装備を見えそうで見えないよう配置している状況だ」と話した。平壌の金日成広場では軍事パレードの準備が真っ最中だ。

◆中国「4・15食糧支援」今年はしない=中国政府が金日成誕生日であるいわゆる「太陽節」に合わせ毎年北朝鮮に提供してきた食糧援助を今年はしなかったと朝日新聞が13日に報道した。同紙によると、中国政府は北朝鮮の要請があったが、毎年4月15日に合わせ送った大規模なコメとトウモロコシの支援を拒否した。中国遼寧省丹東のある貿易商は、「(中国)政府関係者が『地域の緊張を高めている北朝鮮に中国の不満を伝えるための措置だ』として食糧支援不可の方針を伝えたと説明した」と話した。



北朝鮮、3日ぶりに対話拒否…平壌は4・15行事に集中(1)

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