仁川経済自由区域の永宗地区ミダンシティに入る10万平方メートル規模のカジノ敷地。敷地の後ろに海と新島が見える。
米国など7カ国で53カ所のカジノリゾートを運営するシーザーズ(Caesars)は、中国系資本のリッポー・グループ(Lippo Group)と組んで1月末、永宗島にカジノ事業のための事前審査を申請した状態だ。だが韓国文化体育観光部の審査が始まると、国内外メディアで「特恵説」または「食い逃げ説」などが論議されるなど尋常でない雰囲気が感知されるや否や、急きょ宋市長にSOSを要請したのだ。2年近く永宗島へのカジノ投資誘致に尽力している宋市長は、すぐに青瓦台(チョンワデ、大統領府)に電話をかけた。彼はモ・チョルミン教育文化首席に「永宗島のシーザーズ・プロジェクトが挫折すれば、韓国の若者のための5500件の働き口が飛んで行く」として助けを要請した。
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