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北朝鮮「韓国、生活必需品買い占め」虚偽宣伝

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「韓国で極度の戦争恐怖によりラーメン・飲料水など食料品や生活必需品をむやみに買い占める騒動が広がっている」

北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)が11日、官営宣伝メディアである朝鮮中央通信を通じて伝えた内容だ。祖平統は「あやつり人形がわれわれ(北朝鮮)の超強硬措置にびっくりして無駄なラッパを吹いている」としてこのような主張をした。また「韓国の外国留学生や外国企業・機関が撤退するなど一帯で混乱が広がっている」ともした。

祖平統は対韓宣伝扇動のための偽装機構だ。実際は労働党統一戦線部所属であり、最近ハッキング事態で話題を集めた宣伝サイト「わが民族同士」の運営者だ。祖平統が前面に出たのは最近、北朝鮮の対韓威嚇と宣伝戦がまともに追い込まれないということに伴うと分析される。政府当局者は「北朝鮮側主張は全て北朝鮮が今まで威嚇してきた懸案」としながら「あたかも自分たちの戦略で韓国に大きい混乱が起きているように虚偽・誇張宣伝をしている」と話した。


韓国の冷静な対応に不快を表わすこともした。祖平統は「大統領府など、当局や専門家・保守メディアが『北朝鮮は実際に戦争を起こせない』と心理戦・宣伝戦だと騒いでいる」としながら「聴覚障害者のように心にある声を出すようなもの」と非難した。それとともに「戦争は時間の問題であり、残っているのは無慈悲な懲罰だけ」という威嚇をした。「その時になって後悔しても効果がなく、生き残って後悔する者もいないだろう」ということを吐いた。

国策研究機関の博士は「対韓威嚇手段が枯渇したのにともなうあせりと焦燥感がにじみ出ている」と診断した。自分たちの予想通り韓・米当局と韓国社会が混沌に陥らないので微妙なかく乱・心理戦であたかも成果があるように見せようとする意図があるという分析だ。

「北朝鮮内部は平穏だ」というマスコミの報道に対して祖平統は「明日、直ちに戦争が起きても今夜12時までは生産・建設をして学校で勉強する音がしなければならないという確固たる意志のため」と主張した。また、米本土打撃を取り上げ論じた後「ボタンさえ押せば発射するようになっている」と威嚇した。シン・ボンチョル国防研究院北朝鮮軍事研究室長は「軍部に対して何も言えない祖平統が打撃を云々ということ自体が対韓宣伝次元であるだけという点を表わしている」と指摘した。



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