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ハリウッドスター訪韓PR作戦通じず? 軒並み興行“惨敗”(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

1月、映画『アウトロー』の記者会見に登場した女優のロザムンド・パイク(右)と俳優のトム・クルーズ。

ハリウッドスターの訪韓が続いたにも関わらず、映画興行は韓国市場での惨敗を免れることができないでいる。トム・クルーズやレオナルド・ディカプリオなど、世界的なトップスターの来韓広報にも、韓国の観客は微動だにしない。半面、韓国映画はオフシーズンを迎えた映画街でも、絶えることなく観客を集めている。一方では海外スターの来韓は、もはや映画広報に大きな影響を及ぼすことができないとの声も上がっている。

◆トム・クルーズにディカプリオまで…来韓しても興行は失敗

今年の1月から4月現在、韓国を訪れたハリウッドスターと主要関係者の数は10人以上にのぼる。


ほとんど毎月ハリウッドスターの訪韓が続いた。1月にはトム・クルーズ、2月にはジャッキー・チェンやアーノルド・シュワルツネッガーらが訪れた。しかし、スターが自ら韓国を訪れて話題づくりをした割には、作品の興行成績は低調だ。

1月に公開されたトム・クルーズの『アウトロー』は78万4031人(映画振興委員会映画館入場券統合網)を集めるにとどまった。シュワルツネッがー主演の『ラストスタンド』は6万6698人と、惨憺たる結果だった。中華圏で興行に成功したジャキー・チェンの『ライジング・ドラゴン』は、韓国では31万5115人しか集めることができなかった。

◆ハリウッドスターの相次ぐ訪韓、希少価値“ダウン”

レオナルド・ディカプリオが来韓した当時は、イベント会場一帯を麻ひさせるほどの人波を集めて圧倒的な人気を誇った。この時の雰囲気だけを見るなら、彼の出演作『ジャンゴ 繋がれざる者』は少なくとも100万人は軽く越えるのが正常だ。しかし実際は25万人を集めたにとどまった。昨年米国だけで1億5000万ドルの収益を上げたヒット作が、韓国では冷遇を受けたことになる。

映画関係者はこのような現象について「ハリウッドスターの来韓が多くなり、稀少性が落ちているため」と分析した。別の映画広報関係者は「5~6年前ならハリウッドスターが来韓するのは極めて珍しいことだった。しかしブラッド・ピットなどのトップスターの来韓が普通のことになった。韓国観客もハリウッドスターを見ることに慣れ、これ以上好奇心を持てなくなっている」」とし「トップスター1人の来韓で映画に対する好奇心を刺激するマーケティングはもう古い。来韓広報は基本で、別のことを追加すれば成功の可能性がある」と説明した。



ハリウッドスター訪韓PR作戦通じず? 軒並み興行“惨敗”(2)

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