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北の挑発に海外メディア「一触即発」「予測不可能」 危機感を増幅(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
CNNのメインキャスター、ジム・クランシー氏は先月末、韓国に入国して取材中だ。中央日報のインタビューに応じたクランシー氏は「韓国は落ち着いている(calm)というより理性的な(reasonable)状態」とし「現在の状況は韓半島の危機(Korea crisis)と見るより確信の危機(crisis of confidence)」と診断した。クランシー氏は「金正恩政権が次にどこへ向かうのか全く分からないことからくる危機」と語った。

NBC放送が1日に韓国に派遣したリチャード・エンゲル氏は中東紛争地域を取材してきた従軍記者だ。戦争があるところに彼がいるとして“戦争スターター”と呼ばれる。CBSと日本のNHK、TBS放送もベテラン記者を急派した。日本の放送は開城(出入国事務所)とソウル各地で取材競争をしている。TBSの記者は「現在の韓半島状況はどこへ向かうのか予測できない」と述べた。

しかし過当競争のため実際より誇張されている側面が少なくないという指摘もある。ソウル大の尹錫敏(ユン・ソクミン)言論情報学科教授は「2010年の延坪島(ヨンピョンド)砲撃当時、戦争専門家やアジア専門家という名前で海外報道機関からベテラン記者が来たが、誤報がかなり多かった」と述べた。尹教授は「コリアディスカウント(Korea Discount)の弊害を減らすため、海外報道機関に正確な情報を与える必要がある」と話した。

【北の挑発に海外メディア「一触即発」「予測不可能」 危機感を増幅(1)

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