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韓半島の不安あおる外国、火消しに乗り出す韓国観光業界(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

明洞両替屋も収入半減 北朝鮮の挑発威嚇による外国人観光客減少で明洞の両替屋も売り上げが半分以上減ったという。9日昼、明洞の両替屋は閑散としている。

「私たちは無事に帰国できるでしょうか?」

北朝鮮が開城(ケソン)工業団地を暫定閉鎖することにした9日、飛行機でちょうど韓国に到着したタイ人夫婦の顔には懸念がいっぱいだった。夫婦は韓国に来る前に連日起きる北朝鮮の挑発兆候のニュースに接して韓国行きを迷ったと話した。

◇「ソウルは安全なのか、戦争が起きているのか」問い合わせ殺到


時々刻々と危機感が高まる韓国の状況をホテルに何回も問い合わせしたという。夫婦は「ホテル側が『大丈夫だ』と言うので、ずっと前から準備した休暇なので飛行機に乗った。空港に着いてとても後悔した」と打ち明けた。彼は「戦争が起きれば韓国だけでなくタイも射程距離の中。いとこも2週間後に来ることになっているが、正直止めたい」と話した。4日の日程で来た夫婦は荷物を下ろした後ソウル・明洞(ミョンドン)に向かった。

この日明洞の通りには観光客はまばらだった。普段客引きで忙しい化粧品店も閑散としていた。A社のスタッフは、「毎日300人ずつ応対してきた外国人観光客が今月に入ってからは100人にならない」と明らかにした。「買い物しながら本当に戦争が起きるのかと尋ねる観光客が多い」という。

北朝鮮の挑発水位が高まったことで韓国を訪れた外国人観光客が引き返している。実際に法務部出入国外国人政策本部によると、韓国に入国した外国人は先月28日の3万7000人から6日には2万4000人に急減した。1日の入国者数を見ると日本人が大きく減少した。1カ月で28万7000人と昨年同期より20.1%減った。航空会社の入国予約率も低下した。4月基準で韓国に到着する国際線予約率は大韓航空が78%から72%に減少した。日本からは81%から67%に急減した。

韓国旅行のキャンセルが続出し旅行会社が直撃弾を受けている。



韓半島の不安あおる外国、火消しに乗り出す韓国観光業界(2)

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