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脳卒中などを誘発するPM2.5、ソウルはNYの2倍

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国環境部は、ソウルなど首都圏地域の微小粒子状物質(PM2.5)の汚染度が深刻な状況だと見て2015年の環境基準値の導入に先立ち、汚染を減らす対策を整備することにしたと7日明らかにした。PM2.5は直径が2.5マイクロメーター(1マイクロメーター=1000ミリ)のとても小さなホコリで、呼吸器・血管から浸透して呼吸器疾患と脳卒中などの心血管疾患を起こすと知られている。この日、国立環境科学院は昨年、韓国内の11カ所の地点でPM2.5を測定した結果、ソウル・仁川(インチョン)・義王(ウィワン)・春川(チュンチョン)・大田(テジョン)・大邱(テグ)など半分を超える6カ所で年間環境基準値である立方メートルあたり25マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)を超過したと説明した。特にソウルは昨年の年平均汚染度が25.2マイクログラムで、米国ニューヨークの13.9マイクログラムの2倍水準だった。PM2.5の汚染が激しいのは、首都圏地域の自動車や工場などから排出されたものだけでなく中国からも一部が飛んでくるためだ。環境部は上半期中に“PM2.5総合対策”を整備して来年からPM2.5やオゾンなどについての予報制を導入することにした。

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