8日に初放送されたSBS(ソウル放送)の新しい月火ドラマ『張玉貞(チャン・オクジョン)、愛に生きる(以下、張玉貞)』では、主人公の張玉貞(キム・テヒ扮)の幼少時代から針房内人に成長するまでの過程が描かれた。特に、張玉貞が朝鮮時代の実力あるファッションデザイナーだったという設定が引き立った。これまで女優のキム・ヘス(02年)やチョン・ソンギョン(95年)らが演じた張禧嬪キャラクターは、古代小説『謝氏南征記』が作り出した毒々しい悪女イメージを払拭することができなかった。しかし『張玉貞』では、キム・テヒを才能と女性美を兼備する新しい張禧嬪として描き出した。
この日の放送の序盤で描かれたファッションショー場面で、キム・テヒは両班(ヤンバン、朝鮮時代の貴族階級)の夫人たちを相手にファッションショーを開き、自分が作り出した服を“完売”させるなど手腕あふれる姿を見せた。また張玉貞の卑しい身分に因縁をつけ、ファッションショーを台無しにした上流階級の夫人に対しても胸を張って振舞う新しい女人像を描き出した。