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殺人まで招く“仲間はずれ”、韓国会社員13%が「被害」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウルでスポーツセンター講師として勤めていたAさん(32、女性)は昨年1月“適応障害”症状が出て7カ月間仕事を休まなければならなかった。職場上司との争いで解雇され、復職以降に始まった同僚の行動のためだった。Aさんは「同僚職員は言葉さえかけてこなかったし、センターの会員たちも授業を拒否した」と話した。Aさんはしばらく家と病院を行き来して精神科治療を受けた。勤労福祉公団はAさんの陳述と症状から見て、適応障害が職場生活と関連があると判断して産業災害と認定した。

集団構成員から仲間はずれの扱いを受ける“いじめ”は、必ずしも学校だけで起きるのではない。会社員も例外ではない。ただし、なかなか表面に出てこない。だがアンケート調査をしてみると職場内の仲間はずれが意外に深刻だということが分かる。韓国職業能力開発院が2008年(会社員193人)と2010年(454人)に調査をした結果、会社員の13%程度が自ら「職場で仲間はずれにされている」と感じていることが明らかになった。

このため時々極端な事件が起きる。仲間はずれにされたと信じる人々が、同僚に攻撃的性向を見せるのだ。2日、慶南道昌原(キョンナムド・チャンウォン)のある生産会社に勤めていたB氏(45)は「なぜいつも私をいじめるのか」と、職場同僚のC氏(51)を刺し殺してしまった。だが事件現場に一緒にいた会社同僚は「年齢が50にもなった人が何のいじめをするものか」として「B氏が一度話を始めると、本人の話だけを並べ続けるから対話が難しかっただけで、わざと締め出したことはない」と話した。警察はB氏を拘束して正確な原因を調べている。

殺人まで招く“仲間はずれ”、韓国会社員13%が「被害」(2)

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