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123年の歴史を誇る歌舞伎座が新開場 “日本復興”盛り上がる東京(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「日本人は最近、アベノミクスと歌舞伎に酔っている」。日本のあるテレビ番組が2日に寸評した最近の日本社会の雰囲気だ。

アベノミクスブームの原動力は株価上昇と円安。 一方、歌舞伎人気に火をつけたのは2日に3年ぶりに開場した東京銀座の歌舞伎座だ。歌舞伎は音楽と舞踊、技芸が交わる日本の伝統演劇。 400年前の江戸時代に始まり、今日まで続いている庶民芸術だ。 日本人の心の故郷と呼ばれる。

そのアイコンは1889年に歌舞伎専用劇場として銀座に誕生した歌舞伎座だ。 戦争で焼け、改補修を繰り返すこと4回。 3年前の2010年4月には老朽化のため建物を立て替えた。 その後、中村富十郎ら人間国宝3人が死去し、国民的なスターだった12代目の市川團十郎までが死去すると、「歌舞伎の根幹が崩れるのでは」という懸念も強まった。


しかし歌舞伎座を運営する松竹が450億円を投入し、歌舞伎座を復元する自尊心回復作業に乗り出した。 最高の資材と建築で伝統様式を生かした地下2階・地上5階の歌舞伎座を再建した。 歌舞伎座と併設された29階建ての構想複合ビルも、日本最高の建築家と呼ばれる隈研吾氏が設計した。 松竹側は「新しい歌舞伎座への関心から、歌舞伎の観客は例年より20%多い年間110万人を見込んでいる」と述べた。

2日午前のこけら落とし公演で姿を現した歌舞伎座は日本伝統パワーの総集結地といえる。 舞台に使用されたヒノキは樹齢100年以上のものだけで1200本。 有名な三重県の材木に材質を均等に保つために1本から板を数枚のみ製造した。 舞台緞帳は京都の数百年の歴史を誇る老舗織物メーカーが制作し、日本を代表する画家の松尾敏男氏が富士山の絵を入れた。 また愛知県産の三州瓦10万枚を使用し、日本最高の瓦職人が一枚一枚合わせた。



123年の歴史を誇る歌舞伎座が新開場 “日本復興”盛り上がる東京(2)

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