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米国が韓半島で武力示威、北への警告と韓国なだめる狙い(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「マケイン」だけでない。CNNはこの日国防総省官僚の話として、米海軍が北朝鮮の軍事動向を監視するために弾道ミサイル(ICBM)探知専用のSBX-1レーダーを韓国周辺に配置し始めたと報道した。高さ85メートルの大型ボーリング船大の船舶の上にレーダードームを設置した探知施設のSBX-1レーダーは海上基盤のXバンドレーダーだ。

このレーダーはミサイル防衛(MD)の核心構成要素だ。軍関係者は「ハワイにあったSBX-1レーダーが西太平洋を越え東海(トンヘ、日本名日本海)周辺に来ているならばこれは咸鏡北道舞水端里(ハムギョンブクド・ムスダンリ)から発射される可能性のある弾道ミサイルに備えた次元とみることができる」と話した。

米国が韓半島上空と海上に戦略兵器を相次いで送っているのは、北朝鮮の威嚇阻止だけでなくまた別の布石があるとホワイトハウスは説明した。


ホワイトハウスのカーニー報道官この日の定例会見で、「MD強化やB-2、B-52爆撃機を韓半島に投じたのは慎重な措置だった。同盟を強化するということを再確信させ、北朝鮮に対するわれわれの意志を見せるためのもの」と話した。特にカーニー報道官は「(北朝鮮の挑発威嚇に対抗し)独自行動を取れという韓国内部の圧迫を軽減させるのに重要な措置だった」とした。相次ぐ武力示威が北朝鮮だけでなく韓国内部の強硬論を狙ったと説明したのは異例だ。

カーニー報道官は「その結果、この地域で起きかねない計算錯誤と挑発の可能性を減らしたと信じる」と強調した。北朝鮮に対する先制攻撃が必要なのではないかという問いには「真剣な質問とは思わない」と一蹴した。カーニー報道官は、「われわれは北朝鮮の威嚇を深刻に受け止め、韓半島状況を着実に監視している」と話した。だが「最近の険悪な言葉にもかかわらず、北朝鮮軍の大規模移動や配置のような動向変化は感知されていない。このような言行不一致は注目するべきもので、専門家の分析が必要だ」と明らかにした。





米国が韓半島で武力示威、北への警告と韓国なだめる狙い(1)

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