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<サッカー>韓国プレミアリーガーの沈黙…初の”無得点” シーズン?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

上段左から時計回りに、朴智星(パク・チソン)、奇誠庸(キ・ソンヨン)、李青竜(イ・チョンヨン)、池東源(チ・ドンウォン)。

イングランドプレミアリーグ(EPL)で活躍している韓国選手のゴールの知らせがぱったりと途絶えた。今シーズンはすべてのプレミアリーガーが沈黙している。

2011-2012シーズンの昨年1月1日(韓国時間)、池東源(チ・ドンウォン、当時サンダーランド)がマンチェスター・シティとの試合でゴールを決めて以来、EPLにおいて韓国選手によるゴールが出ていない。1年4カ月の沈黙だ。

韓国選手がEPLに初登場したのは、2005-2006シーズンの朴智星(パク・チソン、32)がマンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)に移籍した時だ。その後、毎シーズン必ず韓国選手がゴールを決めていた。しかしひょっとしたら今シーズンは2005-2006シーズン以降、初めて韓国選手のゴールのないシーズンになるかもしれない。


その間にEPLに進出した韓国選手は計11人。このうちEPLでゴールを決めた選手は朴智星、薛琦鉉(ソル・キヒョン)、李青竜(イ・チョンヨン)、池東源だ。今シーズンに韓国選手のEPL得点がないのは、朴智星がクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に移籍してポジションを変更したのが最大の原因だ。朴智星はEPLデビューシーズンから昨シーズンまで計7シーズン中、ゴールを入れ続けた。膝の手術でリーグ12試合のみ出場した2007-2008シーズンにも1ゴールを決めている。

しかし今シーズンマンUからQPRに移籍し、ポジションを中央ミッドフィルダーに変更してからはゴールがない。朴智星はマンUで側面攻撃手あるいはミッドフィルダーとして走ってきた。ところがQPRではチーム戦力が弱いため、攻撃より守備に回る場合が多い。シューテング機会がなかなかつかみにくい状況だ。守備のバックスペースに深く入り込んでゴールを狙う鋭さもなくなった。

朴智星は2日に開かれたフラムとのリーグ戦に欠場し、2-3の敗北をベンチで見守った。QPRはリーグ7試合を残している状態だが、朴智星は継続した出場機会を保障されていない状況でゴールを入れることは容易ではなさそうだ。

ゴールを決めることのできる攻撃的な韓国選手が全員、プレミアリーグを去ったことも無得点の理由だ。李青竜(ボルトン)は2部リーグに降格になり、池東源は2012-2013シーズン初盤にサンダーランドで機会を得ることができず、今年1月独アウクスブルクにレンタル移籍となった。

奇誠庸(キ・ソンヨン、スウォンジー・シティ)はチーム戦術上、守備型ミッドフィルダーとして走っているため得点機会を狙うのが容易ではない。過去に奇誠庸は、FCソウルとセルティックにおいてはたびたび攻撃的な役目をしたものの、スウォンジー・シティではフォーバックの前に配置されて相手攻撃をおさえる役目をすることになった。スウォンジー・シティのミカエル・ラウドルップ監督の戦術上、奇誠庸を前進配置させる布陣は組まない可能性が高い。奇誠庸は2日現在、アシストだけを4つ記録している。

尹錫栄(ユン・ソクヨン、QPR)はまだデビュー戦さえできていない。QPRが将来を見越して連れて来た選手だということで、残りの試合で出場機会を得る可能性は低い。



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