先月28日ソウルモーターショーで会った日産の木村隆之アジア・オセアニア総括副社長は徹底した顧客中心主義者だった。為替相場や競合企業は彼の関心事ではなかった。最初の質問である韓国市場戦略からこのような哲学は明確に表われた。彼は「日産車に対する顧客満足度を高め日産のファンをたくさん作ることが目標」と答えた。円安に対しても大きな関心がないように見えた。彼は「1ドル=100円なら計算しやすくて良くないか」と冗談を言った後、「ビジネスマンならば為替相場予測のようなものに気を遣うよりは、与えられた状況でどのようにうまくやっていくかに気を遣うべき」と答えた。
現代(ヒョンデ)自動車に対しては、「デザイン、性能とも良くなった。海外進出戦略も習うべきものはあるが気にしていない」と答えた。「20年余りの経験によると成功する自動車メーカーは競合会社を気にしなかった。顧客と市場にだけ気を配る企業が成功した」というのが理由だった。トヨタ、ユニクロ、日産など多様な企業で働いた木村副社長に転職を考える韓国の会社員に対する助言をお願いした。彼は「私は経営陣になりたくて職場を移り日産で夢をかなえた。ビジョンやキャリアを求めて転職するのはいくらでも賛成する。だが、単純に会社が合わないからといって転職すれば失敗する確率が高い」と話した。
現代(ヒョンデ)自動車に対しては、「デザイン、性能とも良くなった。海外進出戦略も習うべきものはあるが気にしていない」と答えた。「20年余りの経験によると成功する自動車メーカーは競合会社を気にしなかった。顧客と市場にだけ気を配る企業が成功した」というのが理由だった。トヨタ、ユニクロ、日産など多様な企業で働いた木村副社長に転職を考える韓国の会社員に対する助言をお願いした。彼は「私は経営陣になりたくて職場を移り日産で夢をかなえた。ビジョンやキャリアを求めて転職するのはいくらでも賛成する。だが、単純に会社が合わないからといって転職すれば失敗する確率が高い」と話した。
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