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朴大統領「北が挑発なら直ちに強力対応を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クネ)大統領が1日、国防部で開かれた国防部・国家報勲処の業務報告に出席し、国民儀礼をしている。後列左から時計方向に朴勝椿(パク・スンチュン)報勲処長、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相、朴大統領、金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官、鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長、チョ・ジョンファン陸軍参謀総長、崔潤喜(チェ・ユンヒ)海軍参謀総長、成日煥(ソン・イルファン)軍参謀総長、権五晟(クォン・オソン)韓米連合軍司令部副司令官、パク・ソンギュ第1軍司令官、金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長、朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席、キム・ヨファン第2作戦司令官、クォン・ヒョクス第3軍司令官、イ・ホヨン海兵隊司令官。[写真=青瓦台写真記者団]

朴槿恵(パク・クネ)大統領が1日、北朝鮮の挑発と関連し、「韓国の国民と大韓民国に対して挑発があれば、他の政治的な考慮を一切せず、直ちに強力に対応するべき」と述べた。

朴大統領はソウル竜山区の国防部庁舎で開かれた国防部・国家報勲処の業務報告で、「北朝鮮が韓国哨戒艦『天安』・延坪島挑発と核実験に続き、最近、停戦協定の白紙化、南北間の通信線遮断、そしてついに戦時状態への突入を宣言した。北朝鮮の威嚇を非常に深刻に受け止めている」と述べ、このように強調した。

朴大統領は「軍の存在理由は国家と国民を脅威から守ること」とし「私は軍統帥権者として、北朝鮮の突発的かつ奇襲的な挑発に対し、北朝鮮と向き合っている軍の判断を信頼する」と話した。これは北朝鮮の挑発時、軍の「先に対応、後に報告」方式を容認するという意味と解釈される。


また朴大統領は「開城(ケソン)工業団地にいる韓国国民の安全と危機もよく把握し、対内外的な危機を克服してほしい」と注文した。

国防部は業務報告で、北朝鮮のサイバー攻撃に対応し、今年中に国防サイバー政策総括組織を補強することにした。サイバー攻撃の様相に基づいた軍事的対応シナリオも開発することにした。国防部は北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)脅威に備えるため、核脅威段階-使用切迫段階-使用段階の状況別3段階韓米共同連携型抑制戦略を7月までに完成させると報告した。これは北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応した「積極的な抑制戦略」だ。

国防部は戦時作戦権の転換に関し、「2015年12月を目標に推進し、新しい連合防衛体制を構築する」と述べ、従来の計画通り推進する方針を再確認した。

一方、米国のF22ステルス戦闘機(別称ラプター)2機が韓米連合トクスリ訓練参加のため、先月31日に韓国に入ったと、在韓米軍司令部が1日明らかにした。沖縄県嘉手納空軍基地から烏山基地に飛来したF22は、レーダー追跡を避けるステルス機能を持ち、先端武器を搭載している。この戦闘機は2010年7月にも韓米空軍訓練に参加している。



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