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韓国に2つ目の国際機構なるか…「世界選挙機関協議会」の誘致推進

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ヨンヒ中央選管委事務次長。

朴槿恵(パク・クネ) 政権の初めての国際機構誘致が目の前に近づいた。低開発国の選挙支援のために150カ国超の選管委が集まった『世界選挙機関協議会(A-WEB)』が27日済州(チェジュ)で会議を開き、事務局を韓国に置くことを骨子とした憲章を確定した。韓国の中央選管委はモンゴル・ネパールなどに韓国の選挙法・制度を輸出して、この機構の創設を推進してきた。キム・ヨンヒ中央選管委事務次長は「A-WEB誘致で韓国が世界民主主義をリードするという認識を持たせることになった」と話した。

キム次長はこの1年5カ月間で10回以上、100余りの国の選挙機関関係者たちに会って“選挙韓流”を主導した。彼は「1954年の韓国のGDPは1人あたり67ドルだったが、昨年は3万3000ドルを超えた。権威主義政権を経験したが民主主義のために努力してきた」として「すべての歴史的経験・知識・ノウハウを低開発国と共有したい」と話して誘致競争国を説得した。

次の10月創立総会で憲章が最終通過すれば、緑の気候基金(GCF:Green Climate Fund)に続き、韓国は2つ目の国際機構を誘致することになる。 キム次長は「韓国は経済発展と民主主義を同時に発展させた唯一の国だ。A-WEB誘致で韓国を見る目が変わるだろう」と話した。

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