李大浩(イ・デホ、31、オリックス)
日本の日刊スポーツは29日のシーズン開幕を控え、セイバーメトリクス指標を活用し、昨年頭角を現わした選手を選んだ。セイバーメトリクスは米メジャーリーグで打率・防御率以外でも選手の価値を評価する数値。
これによると、李大浩はWOBA(Weighted On Base Average)で3割6分6厘をマークし、昨年パリーグ打者で全体1位になった。WOBAは出塁率と長打率を合わせたOPS(On base percentage Plus Slugging percentage)よりも出塁率により大きな加重値を置いた資料。打者の攻撃力を詳しく知ることができる。昨季の平均が2割9分1厘であることから、“ビッグボーイ”の成績がどれほど優れているか分かる。
日刊スポーツは李大浩が韓国の打撃3冠王にふさわしい実力を見せた、と伝えた。勝敗に直接的な影響を及ぼす「殊勲安打」部門でもリーグ3位だった。李大浩は殊勲安打29本で、中田翔(日本ハム)と中村剛也(西武)がともに30本で1位タイ。李大浩は先制打点を挙げるタイムリーが17本で、同点打5本、逆転打1本、決勝打6本だった。
李大浩は昨年、4番・一塁手としてフル出場し、打率2割8分6厘(リーグ10位)、本塁打24本(2位タイ)、91打点(1位)、出塁率3割6分8里(4位)、長打率4割7分8厘(2位)、得点圏打率3割2分0厘(4位)をマークした。
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