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リプスキー前IMF副総裁「アベノミクスが成功するかどうかは…」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「米国を筆頭にグローバル経済が肯定的な回復の流れを見せている。確実性は残っているが緩やかな成長に転じたのは明らかだ」。リプスキー前国際通貨基金(IMF)副総裁が世界経済研究院の招きで韓国に来た。米ジョンズ・ホプキンス大学で経済学を教えている彼は22日に中央日報とのインタビューで、「世界経済は今年の3.1%に続き来年には3.7%成長するだろう」との見通しを示した。

――米国の景気がしっかりとした回復の流れに乗ったとみているが根拠は何か。

「6年間下がっていた住宅価格が最近底を打ち回復するところだ。バブルが崩壊し金融危機を引き起こした住宅市場がいまや沈滞から抜け出し景気回復を牽引している。住宅価格の上昇は家計資産が増える“富の効果”をもたらし消費につながっている。これは再び企業投資と信用需要を刺激するとみる。株式市場が上昇の流れを見せているのも肯定的変化だ」


――景気が良くなりながら連邦準備制度が量的緩和を終わらせる出口戦略に入るだろうという予想も出ているが。

「出口戦略を論じるのはまだ早いとみる。量的緩和の効果で米国の国内総生産(GDP)は2%高まったと推定される。成功的な結果だ。自信を持つ連邦準備制度はこれをさらに推し進め経済成長の軸を確実なものにしようとするだろう」



リプスキー前IMF副総裁「アベノミクスが成功するかどうかは…」(2)

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