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“整形ハブ”に浮上する韓国…外国人観光客、旅券写真と一致せず出国時にハプニングも(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇中国人は整形観光、江南の医師は中国遠征

一日に数百人が生まれ変わるところ、ソウル江南区はいまや国内だけでなく、アジアの“整形メッカ”となっている。 「江南一帯の整形外科の半分は中国人で成り立っているといっても言い過ぎでない」という言葉が出るほどだ。

中国人女性にとって韓国整形観光は“聖地巡礼”のようなものだ。 実際、昨年の中国人の韓国医療観光は前年比76.5%も増えた。 駐中韓国大使館によると、昨年、北京・瀋陽・上海・青島・広州公館で発給された韓国医療観光ビザは約3000件で、前年比1300件ほど増えた。 非公式整形観光客を含めると、2万-3万人にのぼると推定される。 こうした顧客を対象に高級ホテルと病院を一つにした“メディテル”も登場している。 現在、江南にはリッツカールトンホテル、グランドインターコンチネンタルホテルなど特級ホテル5カ所に整形外科と皮膚科が入っている。


こうした観光客は免税店などでのショッピング金額も大きい。 中国人整形観光を仲介するバン氏は「二重まぶた手術後、抜糸までに必要な4、5日間、中国人はサングラスをしてソウル市内観光とショッピングを行う」と説明した。 また「包帯やマスクで頭や鼻を覆ったまま江南や明洞で両手にショッピングバッグを持って歩いている場合、10人に8-9人は中国人整形観光客」と語った。 仁川空港出国検査では、パスポートの写真と実際の顔が一致しない若い中国人女性が増えたため、2010年からは「整形確認証」を検査している。

韓国人整形専門医に対する需要が増える中、韓国医療陣の海外遠征整形も増加している。 中国現地の整形相場より2、3倍高い料金にもかかわらず、待機者は列をなしているという。 BK整形外科のキム・ビョンゴン院長は「中国の北京、上海、瀋陽のほか、シンガポールやインドネシアへの出張もある」と話した。 韓国の整形外科と皮膚科・歯科が提携し、現地で共同診療もしている。 ある整形専門医は「1カ月に1、2回、中国大都市を訪問するが、飛行機から降りるとすぐに手術を始め、また飛行機に搭乗する直前まで手術をする」とし「韓国で手術を受けて戻った患者の状態も点検するなど、一日に数十人を見る」と説明した。



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