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新ローマ法王、韓国宗教界の反応は?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

廉洙政(ヨム・スジョン)ソウル大主教、姜禹一(カン・ウイル)主教、曹渓宗の慈乗(ジャスン)総務院長、キョンサン宗法師。(写真左上から)

「新しいローマ法王が自身の名前に選んだフランシスコ聖人は無所有の精神を持つ方だった。 『平和の祈り』を書いた詩人でもある。 新ローマ法王がそのような名前を選んだのは立派なことだ。 無所有の哲学、詩人の心で、この時代の荒廃した人々の心を慰める役割をすることを期待する」。

詩人の鄭浩承(チョン・ホスン)氏(63)は宗教色が濃い詩編で傷ついた人たちを慰労してきた。 篤いカトリック信者でもある。 新しいローマ法王選出が伝えられた14日午前、鄭氏は「ちょうどアッシジの聖人フランシスコの伝記を数冊読んでいるところだった」と述べ、期待感を表した。

新ローマ法王が韓国カトリック界の期待を膨らませている。 初の南米出身のローマ法王であるうえ、カトリックで最も愛される聖人フランシスコをローマ法王名に選択し、時代の流れに合った変化とととに積極的な愛の実践が予想されるという理由からだ。廉洙政(ヨム・スジョン)ソウル大主教は祝いのメッセージで、「新しいローマ法王が人種と宗教を超越し、寛容と包容力を持ち、世界の霊的指導者として何よりも世界の平和を具現できるよう、多くの祈りを捧げることを願う」と述べた。


廉大主教は変化に対する期待も示唆した。 「カトリック教会は2000年の歴史の流れの中で、教会の伝統性を固めながらも、時代の状況に応じて常に新しく変化してきた」とし「聖霊がローマ法王フランシスコを通じて私たちの教会を正しく導いてくださるだろう」と述べた。 前任のローマ法王が冷戦終息(ヨハネ・パウロ2世)、教会の根本精神再確認(ベネディクト16世)などに貢献したとすれば、新ローマ法王は謙遜と素朴、奉仕と分け合いの精神で教会を率いるという期待だ。





新ローマ法王、韓国宗教界の反応は?(2)

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