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【社説】オバマ、習近平と手を結び北核解決に出よ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
バラク・オバマ米国大統領が注目の発言をした。オバマ大統領は13日、米地上波チャンネルであるABC放送のテレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演して「中国が北朝鮮を再検討している」と話した。彼は「中国は北朝鮮政権の崩壊を心配して今まで我慢してきたが、今は考えが変わっている」とし「(中国が)『私たちは北朝鮮と手を切る』と話す瞬間を見ることになるだろう」と強調した。米大統領が、北朝鮮に対する中国の変化についての見解を公の席で言及したという事実自体が異例だ。

先月実施された北朝鮮の3次核実験以降、平壌(ピョンヤン)に対する中国の態度に変化の兆しが表れていることは事実だ。中国は対北朝鮮制裁を一層強化した国連安保理の追加決議案(2094号)に賛成票を投じた。北朝鮮・中国の国境や港湾で北朝鮮行き貨物の通関を強化し、中国内の北朝鮮金融口座の手綱を握るような動きもとらえられている。さらに共産党の一部からは北朝鮮をあきらめなければならないという主張まで出てきた。これを中国政府レベルの対北朝鮮政策の変化だと断定することにはならないが、目を引く変化であることは間違いないようだ。

オバマ大統領の言及が単純にこうした変化を念頭に置いた「希望的観測」に過ぎないことなのか、中国との深い関わりを経てのことなのかは確かではない。北核問題解決のためには中国の態度変化が決定的に重要だという認識を反映したことは明らかだ。だが、中国に一方的にボールを投げつけるようなこうした受動的姿勢では、絶対に北核問題を解決することはできない。米国と中国が手を結んで北核問題の根本的解決のために決心して取りかかった時に、初めて解決の糸口を見つけることができるのだ。

【社説】オバマ、習近平と手を結び北核解決に出よ(2)

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