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米国の地に「慰安婦の碑」を訪ねた日本女性たち

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「米国の市民社会を通じて、日本政府が従軍慰安婦の歴史を認めるよう圧迫するのが効果的です」。

日本の女性人権団体“女たちの戦争と戦争資料館(wam)”の渡辺美奈事務局長の話だ。彼女は9日(米国時間)、米国ニュージャージー州の日本軍慰安婦記念碑2カ所を相次いで訪問した。彼女は「米国の市民社会によって日本軍慰安婦の碑が立てられたのは印象的」としながら「日本政府は米国政府からの影響を多く受けるだけに、米国の市民社会を通して歴史を正しく知らせる努力が必要だ」と話した。

“国連女性の地位委員会(CSW)”の会議参加のためにニューヨークに来た渡辺氏は、ニュージャージー州ペリセイズパーク市に続き、バーゲン郡を代表するハッケンサック市に郡政府が慰安婦の碑を建立したという話を聞いて2カ所を訪問したという。日本女性として慰安婦の歴史に責任を感じるという彼女は「日本には慰安婦の歴史を書いた教科書も学ぶ機会もなく、慰安婦の存在についてよく分からない人が多い」とした。


この女性資料館は、第2次世界大戦中に強制された女性人権侵害の告発と女性人権の保護のために2005年設立された。資料館には日本の従軍慰安婦の実状を知らせる展示館も併設されている。これらによると日本は22カ国にいわゆる“慰安所”を置いて慰安婦を強制動員した。渡辺氏は「日本政府は被害者に公式謝罪しなければならない」として「米国政府および市民団体と連携して歴史を正しく知らせることに努めたい」と話した。



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