中国の対北朝鮮政策が変わると予想する根拠は多い。 北朝鮮は3度目の核実験を強行することで中国を無視した。 特に3度目の核実験は中国の春節(旧正月)前日に行われた。 また中国は朴槿恵(パク・クネ)大統領の韓国政府との関係を強めることで、米国の「アジアへの中心軸移動」政策に対抗するとみられる。 そのために朝中関係が損なわれてもだ。
中国の高官が交代することも政策変化のきっかけとなる可能性がある。 北朝鮮に融和的だったソビエト主義者の戴秉国国務委員は米国主義者の楊潔チ外相に交代し、楊潔チの後任には日本・韓半島問題の専門家である王毅国務院台湾事務弁公室主任が入る。 習近平本人も退任する胡錦濤・国家主席にない外交安保分野の経歴を持つ。
【中央時評】中国は北朝鮮を捨てるだろうか(2)
中国の高官が交代することも政策変化のきっかけとなる可能性がある。 北朝鮮に融和的だったソビエト主義者の戴秉国国務委員は米国主義者の楊潔チ外相に交代し、楊潔チの後任には日本・韓半島問題の専門家である王毅国務院台湾事務弁公室主任が入る。 習近平本人も退任する胡錦濤・国家主席にない外交安保分野の経歴を持つ。
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