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<WBC>3大会連続で準決勝進出の日本、その底力と残された課題は?(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

WBC日本代表。

異変はなかった。 日本がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)3大会連続準決勝進出という快挙を成し遂げた。 大会目標に掲げたWBC3連覇にさらに一歩近づいた。

日本代表が10日、東京ドームで行われた2次ラウンド勝者戦で、オランダを相手に6本塁打を含む長短17安打と打線が爆発し、16-4で7回コールド勝ちした。 6本塁打は、歴代WBCの1試合最多本塁打タイ記録(09年第2回大会1次ラウンドでキューバが南アフリカ戦で6本塁打)。 また先発メンバー全員が安打を放った。

山本浩二監督は「第1目標は達成できた。次は“頂点を目指す”だ 」と語った。


◇大会に入って勢いづいた日本

「肉も味を知る人ほどよく食べる」ということわざのように、WBC第1、2回優勝チームのように日本は強かった。

大会前、日本は攻撃の不振、投手陣の不安定に苦しんだ。 2月の宮崎合宿後に行われた5回の練習試合の成績は3勝2敗。 このうち2敗は零封だった。 勝った試合でも精彩を欠き、「歴代最弱代表チーム」という評価も受けた。 その度に山本監督は「必ず勝てる」という言葉で代表チームを支えた。

WBCが開幕すると日本は変わった。 まずエース田中将大の不振と公式球適応に苦労していた日本マウンドが安定した。 田中は依然として本来の球威を回復していないが、その代わり右肩に違和感を訴えていた前田健太が実質的なエースの役割をした。

前田は1次ラウンドの中国戦と2次ラウンドのオランダ戦の2試合に先発登板し、計10イニングを2安打15奪三振で2勝をマークした。 山本監督はオランダ戦後のインタビューで「準決勝の先発に前田を登板させる考え」と公表し、前田は「決勝も任せてください」という言葉で自信を表した。

ブルペンでは涌井秀章をはじめ、杉内俊哉、内海哲也、山口鉄也、牧田和久らが好投している。 1・2次ラウンドを通じて日本は徐々に強いチームになっているというイメージだ。

不振だった打線は大会開始後に上向き始めた。 1・2次ラウンド5試合で日本は1試合当たり平均6.6得点している。 さまざまな作戦駆使と機動力で相手チームの意表をつく攻撃力を見せた。



<WBC>3大会連続で準決勝進出の日本、その底力と残された課題は?(2)

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