米下院のエド・ロイス外交委員長
ロイス委員長は、「中国は韓国・台湾・日本がすべて核で武装し軍備競争を行う状況を望んでいなかった。そのため北朝鮮制裁の動きに中国が今後も協力すると楽観している」と主張した。また「2005年のバンコ・デルタ・アジア(BDA)に対する制裁が大きな効果を見せたように、今回も北朝鮮に対する金融制裁のレベルを高めなければならない。内心中国も米国が強力な金融制裁を主導することを望んでいるだろう」と話した。
こうした中、米下院軍事委員会所属の共和党議員7人は9日、オバマ米大統領に書簡を送り、「北朝鮮の相次ぐ威嚇に対抗しミサイル防衛(MD)体制を強化し、韓国など同盟国との軍事協力をしっかりしなければならない」と促した。議員らは書簡で、「韓国などで北朝鮮の威嚇に対抗し自主的に核開発をするという主張が出ているだけに、米国政府が十分な防衛網を提供しなければならない」と明らかにした。
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