ロンドンオリンピック（五輪）３位決定戦で対戦した具滋哲（ク・ジャチョル、アウクスブルク）と清武弘嗣（ニュルンベルク）が９日、独ブンデスリーガ第２５節で再激突する。

ブンデスリーガ公式ホームページは７日、具滋哲と清武がロンドン五輪に続いてまた敵として会うと伝え、集中照明した。同ホームページは「清武がアウクスブルクの具滋哲－池東源（チ・ドンウォン）とぶつかり、アジアを沸かせている。ブンデスリーガでのアジア最高選手の正面対決」と伝えた。

具滋哲は昨年８月、日本とのロンドン五輪３位決定戦で清武と神経戦を繰り広げた。大津祐樹へのタックルで警告を受けた具滋哲は審判の判定に怒りを表し、タックルに抗議する清武とも言い争いにあった。


セレッソ大阪で清武と一緒にプレーした金甫ギョン（キム・ボギョン、カーディフ・シティ）は大会が終わった後、「２人とも好きで、親しい選手。しかし競技場では具滋哲先輩を応援することになる。その場面では正直、清武が憎かった」と振り返った。

最近、ひざのけがにもかかわらず試合に出場する闘魂を見せた具滋哲は、１部リーグ残留のために先鋒に立つ。１６位のアウクスブルクは１５位のヴォルフスブルクと勝ち点６点差だ。対戦相手のニュルンベルクは１３位。