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<WBC>自分のせいで…韓国の初戦不振でKBO総裁が自責

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

具本綾(ク・ボンヌン)韓国野球委員会(KBO)総裁

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の初戦の不振で、韓国プロ野球の首長、具本綾(ク・ボンヌン)韓国野球委員会(KBO)総裁(64)が責任を感じている。第2ラウンド進出への望みはまだつないでいるが、第1ラウンド初戦から予想外の結果となり、自らを叱責する姿だ。

具総裁は3日、現地取材陣との夕食の席でため息をついた。KBOの首長として、韓国代表の拙戦に申し訳ない気持ちと責任感を表した。信じがたいほど不振だった打撃と関連し、「現地練習場所の選択が悪かったのか、それとも食事が合わなかったのか」と自省する姿を見せた。

これまで韓国代表はWBCやオリンピックの前、日本・沖縄で練習を行った。暖かい沖縄は国内の複数の球団がスプリングキャンプ地とするところで、選手も慣れているところだ。しかし韓国と日本のプロ球団がすでに野球場を確保していたため、韓国代表チームは第1ラウンドが開催される台湾で合宿をすることにした。


選手は台湾での生活に慣れていないうえ退屈した。練習施設が良いわけでもなく、適当な余暇活動もできなかった。食べ物が合わない点も気にかかった。宿舎を一度訪れていた具総裁は「代表チームの食事が良くなかった。しつこくて飽きてしまいそうな料理だった」とし「もしかすると食べ物のために選手のコンディション調整がうまくいかなかったのかもしれない」と話した。

具総裁は0-5で完敗したオランダ戦をインターコンチネンタル球場の貴賓席でなく、一般観覧席で見ていた。雨が降り、風が吹き、かなり寒い天気だったが、席を立たなかった。柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(50)を選任し、選手団を構成した最終責任はKBOにあるため、“トゲのある座布団”に座っているようだった。



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