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<WBC>「オランダ戦の完敗は忘れた」 韓国きょう豪州と激突

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

投手の尹錫ミン(ユン・ソクミン)が2日、オランダ戦の2回表に失点した後、うな垂れている。

「オランダ戦の敗戦は焼麦(焼酎+ビール)爆弾酒1杯を飲んで払拭した」(柳仲逸・韓国代表監督)

「太極旗に墨を塗るわけにはいかない。打ち合いに出てでも体当たりで勝つ」(投手・宋勝準)

第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した韓国代表は3日午後、台湾・台中球場で練習し、4日の豪州戦、5日の台湾戦の準備をした。台中球場に入ってくる選手の表情からは「私たちはできる」という決然たる覚悟が感じられた。


2日のオランダ戦で0-5と衝撃的な完敗を喫した韓国代表のキーワードは“ヒーリング”だった。韓国代表の柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(50)は練習前に選手を集め、「あきらめずに最後まで頑張ろう。失敗すれば学ぶことが多い。昨日の敗戦は今後、多くの勉強になるはずだ」と励した。

柳監督は取材陣に「オランダ戦の考えはもう後ろに回した。豪州戦は打順を少し調整する。崔廷(チェ・ジョン)が強化試合でよくなかったためオランダ戦は9番に入れたが、よく打っていた。6番ほどに打順を上げるつもり」とし「李大浩(イ・デホ)、金泰均(キム・テギュン)、李承ヨプ(イ・スンヨプ)3人の打撃感覚が似ている。左腕投手という理由で李承ヨプを先発から外すことについてはもう一度考え直す」と述べた。

豪州戦の先発は宋勝準(ソン・スンジュン、33、ロッテ)が有力だ。宋勝準は「脱落するとしても、最後の試合まであきらめないという雰囲気」とし「球威がなくても打撃感覚が良くなくても、それを心配ばかりしていてはいけない。打ち合いに出てでも体当たりで豪州と台湾に勝つ。太極マークに墨を塗ることはできない」と闘志を見せた。

頼もしく語ったが、柳監督と選手はオランダ戦の完敗の衝撃から完全に抜け出してはいないようだ。練習場には雨も降り、雰囲気はさらに沈んだ。それでも選手は予定された練習を最後まで終えて宿舎に戻った。



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