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<WBC>永遠のライバル、韓国・日本(3)…戦争のような韓日戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

06年の第1回WBCで、韓国代表の李鍾範(イ・ジョンボム)が米アナハイム球場で行われた第2ラウンドの日本戦の8回表、2打点決勝打を放った後、ガッツポーズをしながら喜んでいる。2-1で逆転勝ちした韓国代表は準決勝に進出した。[中央フォト]

韓国野球はその後、成長痛を経験した。04年アテネオリンピック予選と06年ドーハアジア競技大会では、日本はもちろん、台湾にも敗れた。選手層が厚い日本とは違い、数人のエリート選手に依存する韓国は、代表チームの構成方法によって大きな戦力差が生じた。

精鋭メンバーがそろった韓日戦はWBCで行われた。メジャーリーグ事務局はサッカーのワールドカップ(W杯)のような国際大会を作るため、06年にWBCをスタートさせた。第1回WBCで韓国は朴賛浩、金炳賢(キム・ビョンヒョン)、徐在応(ソ・ジェウン、ともにメジャーリーグ)、李承ヨプ(読売)を招集し、日本もイチローや松坂大輔などメジャー選手を呼び集めた。イチローは「(韓国が)向こう30年は日本に手は出せないなという思いになるほどの勝ち方をしたい」と宣戦布告した。

韓日戦はいつも熱戦となった。韓国は第1・2ラウンドで日本を連破した。李承ヨプは本塁打、李鍾範(イ・ジョンボム)はタイムリーを放ち、朴賛浩がイチローを抑えた。しかし不合理な大会方式のため、韓国は準決勝で日本と3度目の対戦を行わなければならなかった。韓国は試合の後半に崩れて0-6で敗れ、決勝進出を逃した。日本は決勝でキューバを破り、WBC初代優勝カップを手にした。


韓国は08年北京オリンピックで日本を2回も破って金メダルを獲得した。この時は日本のメジャーリーガーが抜けた。09年第2回WBCでは韓日戦がなんと5回も行われた。第2ラウンドまで2勝2敗とイーブンで、決勝戦で最後の対決が行われた。韓国と日本の勢いに押され、メジャーリーガーで構成された米国・ベネズエラは脱落した。決勝戦で、韓国は2-3とリードを許した9回裏、李机浩(イ・ボムホ)の同点打で勝負を延長戦に持ち込んだ。延長10回、日本代表のイチローは韓国の抑え投手・林昌勇(イム・チャンヨン)と対戦、8球目をセンター前にはじき返し、これが2打点決勝打となった。3-5の敗戦。韓国野球は克日を、世界一を、目の前で逃した。



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