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【社説】日本、過去を直視して責任ある行動を=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨日の第94周年三一節(独立運動記念日)の演説で、朴槿恵(パク・クネ)大統領が日本に対し、積極的な変化と責任ある行動を促した。侵略の歴史を直視し、責任ある姿勢を見せることを求めたのだ。最近の尋常でない日本の右傾化の中、新政権の最高指導者として当然しなければならない適切な指摘だった。

まず日本は、敗戦後68年が過ぎてもなぜ自分たちがこういう言葉を聞かなければならないのか、自ら省みる必要がある。その間、日本の右翼はあたかも自らを戦争の被害者のように糊塗し、侵略に対する反省を自虐だと話してきた。最近は露骨に独島(ドクト、日本名・竹島)領有権を主張している。日本の政治家もそれに便乗したり、時には先頭に立ってあおったりする。侵略の被害者である私たちには挑発として映るが、ためらいもなく行動している。従軍慰安婦、独島、歴史教科書など日本が解決すべき問題は、根本的に侵略戦争の遺産ではないのか。

日本は加害者として責任を取って解決するどころか、むしろ被害者を刺激している。朴大統領の言葉通り、加害者と被害者の立場は千年の歳月が流れても変わらない。日本は、第2次世界大戦の同じ枢軸国、戦犯国でありながらも欧州の尊敬される構成員に復帰したドイツと、いつも比較されてきた。両国の決定的な差はやはり過去の歴史に対する省察だ。ドイツは敗戦後、徹底的な反省と責任ある行動を見せてきたが、日本はそうでない。


昨日、朴大統領の演説があった後、岸田文雄日本外相は「お互いの立場を理解しながら…」というあいまいな表現を使った。両国の明らかな立場の違いを既定事実としてお互い認めて済ませようという感じだ。これは過去の歴史を反省しようという姿勢とは見られない。

韓日両国が未来志向的な友好関係を築くには、日本がまず誠意を持って歴史を反省しなければならない。過去を直視しない国が、果たして真の未来のパートナーとしての資格を備えていると見なせるだろうか。日本は責任を持って過去を直視し、勇気を持って未来に進まなければならない。



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