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高齢者が暮らしにくい国、韓国

ⓒ 中央日報日本語版
韓国は経済規模に比べて高齢者福祉費用が極めて少なく、老後所得保障システムの改善が急がれる、という指摘が出ている。

韓国保健社会研究院の報告書「高齢者貧困率緩和のための高齢者福祉支出と政策課題」によると、OECD加盟30カ国の公共社会福祉支出(SOCX)データを分析した結果、韓国の国内総生産(GDP)に対する高齢者福祉支出比率(06-08年平均)は1.7%で、メキシコ(1.1%)に次いで2番目に低かった。これは比率が最も大きいイタリア(11.8%)の6分の1、隣国の日本(8.9%)と比べても5分の1にすぎない。

一方、2011年OECD資料基準の韓国高齢者層(満65歳以上)の貧困率(全世帯中位所得50%未満比率)は45.1%で、OECD加盟国では断トツだった。2位のアイルランド(30.6%)より14.5ポイントも高く、30カ国の平均(13.5%)の3倍以上にのぼった。

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