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<WBC>頼もしい韓国代表の救援投手に監督も満足

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

WBC韓国代表の柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(50)が描いている試合の中盤・後半シナリオ。 左腕の朴煕洙(パク・ヒス、30、SK)がツーシームの威力を見せ、右腕の盧景銀(ノ・ギョンウン、29、斗山)がフォークボールで相手を制圧する。 アンダーハンドの鄭大ヒョン(チョン・デヒョン、34、ロッテ)が多彩なボールを散らし、右腕本格派の呉昇桓(オ・スンファン、31、サムスン)が直球で試合を締めくくる。 想像するだけでも楽しくなる、十分に現実的なシナリオだ。 相手を混乱させる多彩な投手が中継ぎ・抑えで控えている。 韓国代表の最大の強みだ。

盧景銀は20日、台湾で行われた韓国新生球団NCダイノス戦で2イニングを無安打無失点に抑えた。 5回にマウンドに立った盧景銀は二死後、パク・ミンウに四球を許したが、カン・ソンウクを見逃し三振に仕留めてこのイニングを終えた。 6回にはイ・ホジュンとクォン・ヒドンから三振を奪った。 柳監督を満足させる好投だった。

19日には朴煕洙が1イニング1安打無失点、鄭大ヒョンが1イニング無安打無失点、呉昇桓が1イニング1安打無失点と好投した。 新旧が調和した韓国代表のブルペンは完壁に近かった。


朴煕洙と盧景銀は代表チームが自信を持って準備した“秘密兵器”だ。 両投手とも長い無名時代を経て、生涯初めて太極マークを付けた。 「年齢」より新鮮な両投手の肩は代表チームの希望となった。 金寅植(キム・インシク)韓国野球委員会(KBO)技術委員長(66)は「WBCでは期待を上回る選手が登場してきた。 今回は朴煕洙と盧景銀に期待している」と語った。

左打者の内角を攻める朴煕洙の安定したツーシームは国内リーグで威力を立証した。 盧景銀のフォークボールとスライダーも2012年韓国プロ野球を騒がせた強力な球種だった。 金委員長は「制球を維持すれば国際舞台でも十分に通用するだろう」と述べた。

鄭大ヒョンと呉昇桓は第1-3回WBCにすべて出場する。 相手チームも2人に関する資料を持つ。 しかし2人は「分かっていても打てない球」を投げる。 鄭大ヒョンは慶煕大在学中だった00年、シドニー五輪の韓国代表に選抜され、米国戦の先発として活躍、それ以降、国際舞台で救援投手を務めてきた。 08年北京五輪のキューバとの決勝戦で、9回一死満塁から併殺打に試合を締めくくった場面は今でも記憶に残っている。

呉昇桓は06年第1回WBCで、米国代表チームから「170キロのボールを投げているようだ」という賛辞を受けた。 両投手の球威は相変らずで、経験から投球の巧みさが増している。

柳監督は「投手陣には問題がないようだ」と語った。 それぞれ異なる球種を持つ4人の救援投手が韓国代表に力を与えている。



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