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「北が核兵器を使えば米国は必ず報復」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ロバート・ガルーチ米マッカーサー財団会長。

ロバート・ガルーチ米マッカーサー財団会長(67)は「韓国がイスラエルのモデルに従えば失敗するだろう」と述べた。米国の同盟イスラエルは自衛を主張しながら核武装したが、韓国はそうしてはならないということだ。

93年の北核危機当時に米国務次官補を務めたガルーチ会長は、その後20年間、北朝鮮の非核化のための包容・封鎖政策はともに失敗したと評価した後、19日、峨山政策研究院の主催で開かれた核フォーラムに出席した。

鄭夢準(チョン・モンジュン)セヌリ党議員(峨山政策研究院理事長)は開幕演説で、「米国の核の傘は破れた傘なので、核の傘を直さなければならない時期だ」と核武装論を提起した。「太陽政策の論理はイソップ物語に基づくが、残念ながら今の南北関係により適切なイソップ物語はサソリとカエルの話」と述べながらだ。


川を渡ろうとするサソリがカエルに「毒針で刺さない」と約束して背に乗ったが、結局、カエルを刺して一緒に川に落ちて死んでしまうという内容に言及し、北朝鮮の属性は変わらないと主張した。

しかしガルーチ会長は「そのような表現には同意しがたい」と述べた。ガルーチ会長は「韓米同盟に基づき、韓国に核の脅威を与えるどの国に対しても、米国が核抑止力を提供するという確固たる意志は今も変わらない」とし「韓国を核兵器で攻撃した場合、米国の報復が必ずあるというのは、北朝鮮を含むすべての国がすでに知っている」と強調した。

以下はガルーチ会長との問答。

--米国の戦術核兵器の韓国再配置論に対する見解は。

「韓米同盟は政治・軍事的に弱点がない確固たる同盟だ。戦術核再配置主張は(米国の政策方向と)合わない。韓国が核を自主開発すれば隣国に否定的な影響を及ぼし、韓国のイメージにも打撃を与えるだろう。米国本土にあろうと、韓国にあろうと、核抑止力には差がない」

--朴槿恵(パク・クネ)政権はどのような対北朝鮮政策をとるべきか。

「それは新政権が決めることだ。ただ、オバマ政権は韓国の新政権と非常に緊密な協議を望んでいることは理解してほしい」

--北核は朝米対話で解くべきか。

「北朝鮮が核兵器を放棄しないという限り、朝米交渉は難しい。韓米中が核心当事者として対話をすれば、北朝鮮の安全保障という核心問題を扱えるはずだ」

--韓米原子力協定改定交渉で米国が韓国の濃縮・再処理権利を認める可能性は。

「交渉は早く行われるべきだ。ただ、米国も韓国も再処理には反対する。国際的によくない前例を残すおそれがある」



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