2008年2月11日、火災に見舞われ全焼してしまった国宝第一号の崇礼門(スンネムン)。これまで復元工事が進められてきましたが、昨日14日に囲いがはずされ全体の姿を現しました。
今回の工事では崇礼門とともに、日本植民地時代に撤去された城郭も復元。東側に53m、西側に16mの城郭が作られ、ソウルの都城の南門(正門)としての姿を取り戻しました。
屋根は1961年に行なわれた補修工事前の図面や過去の写真などを参考に復元。変形していた屋根の棟のゆがみを直し、魔除けの飾りである雑像(チャプサン)の数を1階7体、2階9体で調整しました。
2012年12月に完成予定でしたが、大雪などの影響で工事が遅れ、現在までに全工程の約96%が完了。今後は芝や植木で広場を造成したり、石を敷き詰めて歩道を作ったり仕上げの段階に入っていくそう。
一般公開は2013年4月の予定。新しく生まれ変わった崇礼門の姿を目にする日まで、あと少しです。
2008年2月11日、火災に見舞われ全焼してしまった国宝第一号の崇礼門(スンネムン)。これまで復元工事が進められてきましたが、昨日14日に囲いがはずされ全体の姿を現しました。
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