航空業界の競争が激しくなる中、９９０ウォン（約８５円）の航空券が登場した。

韓国格安航空会社ティーウェイ航空は今月１８日午前１０時から３月の搭乗を条件に、仁川－福岡路線の片道航空券を９９０ウォンで先着順限定販売すると明らかにした。 税金と燃油サーチャージを含めても済州国内線価格より安い５万７４９０ウォンだが、“額面価格”は過去最安値水準だ。

昨年１０月にマレーシアの格安航空会社エアアジアが仁川－成田路線就航を記念して片道２０００ウォン（全費用３万ウォン）で販売している。


韓国格安航空会社イースター航空も来月２１日まで９９００－１万８９００ウォンの国内線特価航空券を先着順で販売している. 済州航空は「ＪＪｉＭ」という割引航空券専用ブランドを作り、各種割引情報を提供している。

独ルフトハンザも今月１３－２０日、２人が同じ路線の欧州行き航空券を予約する場合、料金を５０％割引する。 ４月１日から６月３０日まで出発し、４月７日から７月３１日まで帰国する日程に限り、この料金が適用される。

破格的な価格の航空券が登場しているのは、業界の競争が激しくなっているからだ。 しかし特価航空券の中には購入が事実上不可能だったり、実際の価格はそれより高い“おとり商品”が少なくない。

９９０ウォンの航空券は３月３日から３０日までの利用可能期間中、毎日３人に限りこの価格で購入できる。 ティーウェイ航空が同時に提供する４万ウォン（全費用９万６５００ウォン）特別航空券（３１２０席）の購入を狙うのがより現実的だ。

業界関係者は「超低価格割引航空券は顧客の注目を引くことを目的としている場合が多いため、条件を詳細に確認する必要がある」と述べた。