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スマートテレビ対決、「映像はサムスン・LG、価格はソニー」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

(左から)サムスン電子、ソニー、LG電子のスマートテレビ。

韓国国内で販売中のスマートテレビに対する比較評価が初めて発表された。

韓国消費者院は14日、サムスン電子・LG電子・ソニーなどのスマートテレビ6製品に対する比較・分析結果を発表した。 評価製品は、一般家庭で主に使用する40インチ台の発光ダイオード(LED)テレビのうち、3次元(3D)機能があるものを選定した。中国産のソニー製品に比べ、韓国で生産されるサムスン・LGの製品は品質が優れていることが分かった。 サムスン・ソニーは46インチ、LGは47インチ製品だ。

消費者院は「デジタルテレビは評価項目が多く、分析に時間がかかるため、比較評価が難しい」とし「昨年3月から10カ月間にわたり専門家10人を含む約30人が分析した結果」と説明した。


200万ウォン(約17万円)以上の高価スマートテレビの場合、サムスン・LGがともにソニーを大きく上回った。 サムスンが音質でLGよりやや優れ、LGは3D用メガネがサムスンより使用しやすいという程度の差を除いて、画質など両製品の性能はほぼ同じだった。

サムスン製品はテレビ画面の光反射が少なく、明るい部分と暗い部分が細かく区分されている。 また音声再生が可能な周波数の範囲が広く、音質も優秀だった。

LG製品は横から画面を見る場合も画質がよく、原色再現性が優れているという評価を受けた。 製品価格はサムスンがやや安く、電力料金はLGが少ないと評価された。

ソニー製品は価格が安く、低音専用のスピーカーがあって音声の品質がよい。 しかし原色再現性がやや落ち、2D映像の品質で低い評価を受けた。 3Dメガネの左右の明るさの差も大きいと指摘された。

3社の高級製品はともに音声や動作認識で検索語を入力し、アプリケーションを実行できるなど、スマート機能が優秀という評価を受けた。 しかし100万ウォン台の低価格スマートテレビには、ウェブサーフィン、ゲームなどのスマート機能はあるが、複数の機能を同時に使用すれば高価製品に比べて処理速度が落ちる問題が発生した。 また高価製品に比べて画面の反射が激しかった。 ただ、肉眼で一般的な2D・3D画面を視聴するうえで問題はなかった。



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