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<WBC>韓国監督、代表選手に集まる日本の取材陣を締め出したワケ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督が率いるWBC韓国代表が13日、台湾嘉義県の球場で初練習を行っている。 柳監督は初日からハードな練習を準備した。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表チームの柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督が厳しくなった。 普段の穏やかな姿ではなく、初日からハードな練習を始めた。

柳監督が率いる韓国代表は13日、台湾現地で初練習を行った。 競技場には多くの取材陣が集まり、台湾と日本の取材陣もかなりいた。 カメラの前を韓国野球委員会(KBO)関係者が立ちはだかった。 柳監督の指示があったからだ。

KBOの関係者は「柳監督が『海外取材陣が韓国代表チームの守備・打撃練習を撮影しないことを望む』と話した」と伝えた。 日本の取材陣は「私たちの取材だけ禁止するのか」と抗議した。 KBO関係者は「外国取材陣にすべて同じルールを適用する」と説明すると、日本の取材陣は引き返した。


3月5日に韓国と第1ラウンドで対戦する台湾は、戦力チェックのためにスカウトを派遣した。 観客席で韓国代表の練習を視察していたスカウトらも退場させられた。 KBOの関係者は「柳監督が代表チームが公開されるのを嫌がっている。 ひとまず非公開で練習し、後に海外取材陣にも練習の場面を公開する考え」と伝えた。

海外記者の取材制限には戦力露出を防ぐ目的もあるが、チーム内に緊張感を与えるうえでも効果的だ。 柳監督が初日から厳しい態度を見せている理由だ。

柳監督はバットも握った。 守備コーチだった柳監督が自ら野手の練習を指揮したのだ。 柳監督は一塁と二塁の守備に入った選手に難しい打球をノックした。 一塁には李承ヨプ(イ・スンヨプ、37、サムスン)、李大浩(イ・デホ、31、オリックス)、金泰均(キム・テギュン、31、ハンファ)が、二塁には鄭根宇(チョン・グンウ、31、SK)らスター選手がいた。 選手は汗を流しながら柳監督が打つボールを追った。 捕球できなければ柳監督は「もう一度」と叫び、さらに難しいコースに打った。

李大浩は「これほどきつい守備練習は初めて」と話し、金泰均も「本当にきつい。 たまらない」と激しく呼吸した。 午前のストレッチでは笑い声が聞こえていたが、チームの雰囲気は突然変わった。

柳監督は「選手たちはよく体づくりをしている。 短期戦では守備が重要なので集中して練習しなければいけない。 今後も同じように練習を進めていく」と話した。 柳監督は「現在、二塁手は鄭根宇、三塁手は崔廷(チェ・ジョン)だ。 遊撃手には姜正浩(カン・ジョンホ)、金相洙(キム・サンス)、孫時憲(ソン・シホン)がいる。 この選手たちが二塁、三塁のバックアップができるようにする」と説明した。



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